【MAYA 初心者講座】ハシゴモーション Lv12（後編）
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ハシゴモーション 前回の記事はコチラ▼
【MAYA 初心者講座】ハシゴモーション Lv12（後編）
リファレンス
それでは実習編ですが、まずはリファレンスについてちょっと書きます。
リファレンスとは
お手本、参考、参照の意。
第三者もしくは自分自身の動きを用いて良い部分、ニュアンスを汲み取る。
お手本なので完全コピーという事ではなく参考程度です。
リファレンスの用意、もしくは作ってみる事は強くオススメしておきます。
がしかし、ハシゴを体験できる場所や参考動画って少ないんですよね。
（少ないからこそ自分でやる価値はあるんですけども）
できれば人がやっているのを見るより自分自身でやってみた方が得るものは多いです。重力だったり落ちる危険を感じたりやってみて感じ得たものは自分の糧として蓄積されます。
間違った認識をしている場合もありますので、まずはリファレンス！
では始めます。
ハシゴ実習
・上下の移動速度、フレーム数は30f/s（毎秒30フレーム）で統一しています。
・30fとしていますが固定では無く、この動きより速い/遅いモーションも存在します。
・ハシゴの間隔やキャラ体型でも動きは変わりますのでオーソドックスな例として捉えて下さい。
gif動画を多めに置いていますので説明は少なめです。
ハシゴ上り
上りはアクティブ。心理的に前向きで力強く
・頭部（視線）は進行方向（上）を見る
・手が先行
・手と足で体を引き上げるように
・腰は力強く、大きめに
手と足が一緒or交互 いずれの場合もリアルで存在しており正しいです。
ハシゴ上りの逆再生
次に逆回ししただけのパターン。これはＮＧ例として載せておきます。
・下を見ていないので見ていて不安
・手を離すのが早いので少し危険
ハシゴ下り
下りはネガティブ。心理的に慎重で動きも小さめ
・頭部（視線）は進行方向（下）を見る
・体は猫背気味
・足が先行
・慎重さの表現の為、足より手を離すのを１テンポ遅らせています
・慎重な為、腰の動きも抑え気味
下りは手よりも足元が心配。。。
最近は下りはハシゴの両端を持って滑降するパターンが多いので作る機会は減少傾向
参考動画
東京消防出初式2015 はしごのぼり演技（上り 1:30～/下り 5:40～）
はしごのぼりのプロ中のプロですね。
この方は手足が一緒の動きですが、人によっては交互の人もいたりします。
（割合的には手足が一緒の人が多い印象）
LADDERMILL（上りのみ）
日本では見かけないフィットネスマシーンですがリファレンスとしてはなかなか良い。
他のゲームのハシゴ例
ゲーム上のハシゴを集めてみました。
良し悪しを批評するつもりはありませんので参考用として置いておきます。
ICOの梯子（6:10～）
スマブラspecial【switch】全キャラはしご上り下りモーション集まとめ
まとめ
ハシゴだけに時間をかけて資料を集めたのは初めてかも知れません。
検索かけても資料そのものが少ないので探すのも一苦労ですね。
ゲームによっては手足ほぼ同時ではない移動手段をとってもいる作品もありそうですが統計的に見て手足同時移動が多い印象です。
更には手足の僅かなズレを加えているゲームも作品によりけりなので同時でも問題は無く、こだわりとして入れるかどうかですね。
今後もゲームにおいて『ハシゴ』は淘汰されずに残っていくのかは不明ですが
誰かがハシゴを作る際にこのページが検索ＨＩＴして少しでも参考になっていたら幸いです＾＾
最後に記事途中で作ってみたものの没にした動きも載せておきます。
（悪くは無い気がするんですけど、ゲームとしてはイマイチかなーと思ったので没にしました）
それでは。
次回
