モーション研究室

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【Python学習】Lv11 MELでツール作成

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Python学習】前回の記事はコチラ▼

Python学習】Lv11 MELでツール作成

まずはやってみる!という事でいろいろ参考にしたり
公開されているスクリプトをそのまま使わせて頂いたりして
何とかココまで作成するに至りました。
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【機能用途】リグを作る際に必要となりそうな機能を一つのツールにまとめる
・カーブ生成+Option ・ノード名のリネーム ・インデックスカラー変更
・ノード回転(45度ずつ) ・ノードのミラー ・フリーズ(T/R/S)
・ノードのサイズ変更(相対) ・ノードの形状入替/インスタンス
・ダミースケルトン生成 ・コンストレイント ・スケルトン生成+IK/ポールベクター
・ロック&ハイド ・コネクション ・ジョイント

やった事

・欲しいツールの選定と内部構造の解読
・土台となるレイアウト作り
PythonからMELにスクリプトを組み換える
・カーブノードを画像アイコン化してみる

今後の課題

・リネームボタンが不完全(選択中のノード名をtextFieldGrpに表示したい)
・カーブの種類をもう少し精査
ワイヤーカラー 色別にボタン化したい 解決!
Freeze TransはフリーズしたくないのでRot,Scaleのみに適用したい 解決!
HIDE & LOCK 1ボタンで ロックと解除の切替方式にしてレイアウトをスッキリさせたい 解決!
現状タブを変えるのが億劫なので、タブレイアウトではなくパネルレイアウトに変えたい 解決!

 
4/10から作り始めたので、制作にだいたい2週間程度といったところです。
作ったといっても、8割(いや9割か?)は公開されているスクリプトをはめ込んでいる状態ですのであまり大した事はした覚えがありません、、、
(あれ、このボタンは見覚えあるなーって方はいると思います。使わせて頂いてますmm)
  
ただツールのレイアウトについてはだいぶ成長した実感があります。
後は内部構造の解読ですね。これも3ヶ月前までは出来ませんでした。
 
まだ欲しい機能はあるので、ここから更にチューニングしていきます。 
  

参考になったサイト紹介

MEL作成にあたって凄く参考にさせて頂いたサイト様です。
本当に感謝感謝です。

MEL Command Reference
兎にも角にもまずはリファレンスですね。一番見ていたと思います。
特にショートネームが良く分かんないのでロングネームの確認をしていました。

CG自習部屋 Mayaの時間 MEL
Ari様
MELの量が膨大なので困った時はAriさんのスクリプトをよく見に行ってます。

Rigging101 - Free Stuff
ここのMELはショートネームではなくてロングネームで書かれていたので理解を深めるのに大変助かりました!

Hossan Maya Mel etc... practice
ほっさん様
私が一番欲していたツールのスクリプトを公開されており本当に助かりました。
MEL作りを始めるきっかけとなりました。有難うございます!

MEL カテゴリーの記事一覧 - D日記
ですぽんた様
非常に便利なスクリプトがたくさんあります。
分からなくて検索するといつも 『D日記』に行きつくので本当凄いなーと改めて実感しております!

MOX-MOTION
アニメーション系のスクリプトが豊富。ノード生成の土台となりました。

Amaterasu
たっくん様
カーブ用のアイコン画像の参考にさせて頂きました。
その他にもAmaterasuは機能が豊富なのでこういうの欲しいなーというヒントを与えて下さいます。

電々伝記: mel
電柱様
実践的なMELがあります。参考にさせて頂きました!

maya_mel - 備忘録 - アットウィキ
WIKIとしていろいろまとめられています。参考になりました。

MELのメモ: 覚書-OBOEGAKI-
フレームのレイアウトや多様なコマンドのメモ書きがあり、凄く勉強になりました!

まとめ

以上。【Python学習】Lv11 MELでツール作成でした。
何となくでも組める事で自信はつきました。
 
作ったのはMELでありPythonではありませんでしたが基本的に似ている部分も多いのでPythonも頑張ればできそう』という域にはあります。まずは作りたいものがあって、それを実現するにはどうすれば良いのかを探る。
引用でも良いので探っているうちにパターンが掴めてきたりします。
  
まずは内部構造がある程度分かるようになる為にも、本を読んだのは良かったですね。
Pythonの本を読んだのですが、結果的にはMELの構造も何となく分かるようになりました^^
 
改めてコチラの本をオススメしておきます。

次回も引き続きMELで作りたいツールを作成しつつ、徐々にでもPython構造に近づいていけたらと思います。

次回




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