モーション研究室

ゲーム業界のモーションデザイナーが書いてるモーション講座

MAYA ショートカット第5回 Tangent編

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MAYA ショートカット第5回 Tangent編

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まずTangentとは何?という方もいらっしゃると思うので軽く説明しておきます。
下の画像、紫色のハンドル部分をいわゆるTangent(タンジェント/接線)と呼びます。
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表示されてない場合はGraphEditor内のView>Tangentsで表示されます。
3つ項目がありますが以下のような設定となります。

Always 常時表示
Never 非表示
On Active Keys 選択箇所のみ表示

お好みで構いませんが、ひとまずOn Active Keysにしておいて下さい。

このtangentによって動きに緩急をつけたり、滑らかに繋げたりと、キー間の微調整が可能で余分なキーを減らせます。
使用頻度は人ぞれぞれかと思いますが、全く使用しない事は無いでしょう。

Spline / Flat / Fixed

Tangentで使用頻度の高い3種類 Spline / Flat / Fixedをショートカットとして登録します
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効果、機能については以下を参照下さい
 グラフ エディタ(Graph Editor) の接線(Tangents)メニュー | Maya LT 2017 | Autodesk Knowledge Network

ショートカット化

それではショートカットにしていきますのでHotKey Editorを立ち上げて下さい。
今回は既存を登録するだけなので簡単です。

  • Edit Hotkey for: の項目を 『Editors』『Graph Editor』 にしてください

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上画像の赤枠の通りキーボードの左右どちら側でも対応できるので適宜使い分けが可能です
 
割と下までスクロールし、以下の項目にHotkeyを割り当てて下さい。

Command Hotkey 効果
TangentsSpline Ctl+1 前後のキーに影響する
TangentsFlat Ctl+3 Tangentを水平に固める
TangentsFixed Ctl+2 Tangent角度を維持(固める)

 
この3つの使い分けで以下のような事が即座にできるようになります
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自身が直感的に操作出来る事が重要ですので、他のキーに設定して頂いて大丈夫です。
他のTangent効果も頻度が高ければHotkey化してみましょう。

次回

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