モーション研究室

ゲーム業界のモーションデザイナーが書いてるモーション講座

バウンシングボールについて

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バウンシングボール Y軸のみ

まずモーションを学ぶ上での最適な課題として
『バウンシングボール』というのがあります。

私が学生の頃にはこういう課題は無かったですし
そもそもモーションだけを行う職業は無かったです。

コレですね
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このリグはヨーヘイさんのブログ
ANITOON!: 自主制作アニメーション用リグ一覧】よりDL可能です

ヨーヘイさんは海外で活躍されているアニメーターさんです。
この方のページは特に勉強になりますのでオススメです^^
  

作成時に以下の事を意識しましょう

さて、バウンシングボールの課題ですが最初から複雑に動かさず
まずはTranslate Y軸(縦移動)のみでアニメーションを付ける練習をしましょう。

  • 自然な落下になるように、実際にボールを弾ませて録画してみましょう
  • 徐々にバウンドの間隔が短くなっていきます
  • 着地の前後は移動が速いのでキーを置いて急カーブにします
  • 完成したと思ったら一旦画面から離れて全体を見てみましょう

答え合わせ用にY軸のFカーブ(右側のGraph Editor)も載せておきます
【Step1】ボール落下 Y軸のみ

落下した部分のFカーブのハンドル(tangentかな)を折る場合もあります
会社によってはOKなところもありますが、これがNGになる会社もあります。
私はゲーム制作側の為、ハンドルは折らずに説明します。
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Fカーブはモーションを作る上でとても重要なエディターです。
長くなりそうなので、Fカーブについては別の機会に!

それでは今日はここまで、お疲れ様でした!


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